23/04/2026
最近、ある若い女性コンサルタントのセミナーに参加しました。
大企業勤務を経て国家資格を取得し、独立して4年。
見た目も華やかで、いかにも「できるキャリアウーマン」という印象でした。
子育てと仕事を両立しながら活躍されていて、とても立派だと思います。
2時間のセミナー、資料も非常に充実していました。
ただ、率直に感じたことがあります。
内容の多くは、
コトラーのSTP分析、
ハーバードのSWOT分析、
マーケティングの基本フレームワークなど、
私たちが本や動画で何度も見てきた
“正しい理論の再確認”でした。
もちろん、それ自体は大切です。
ですが、
今、中東情勢の悪化で資材供給が止まり、
為替は不安定、
人件費は上がり、
採用も難しい。
そんな時代に本当に経営者が欲しいのは、
「理論」ではなく
「修羅場を越えた経験」
ではないでしょうか。
・課税仕入れの少ない中で10人以上を雇った時の現実
・法改正ひとつで事業の土台が崩れた時の判断
・理念に合わない社員を切る苦しさ
・納税や資金繰りに追われる夜
・差押え、倒産、撤退と向き合う覚悟
これらは、
本を読んでも、
セミナーを受けても、
手に入りません。
知識は勉強で得られる。
でも経験は、
自分でリスクを取り、
時間をかけ、
傷つきながら積み上げるものです。
綺麗ごとだけでは、
会社は守れません。
誰かが泥だらけになって、
血を流して、
現場を守ってきたからこそ、
今がある。
だからこそ、
コンサルタントに求められるのは
マニュアル通りの分析ではなく、
想定外の外圧が来た時に
どう踏ん張るか。
どう生き残るか。
どう次の一手を打つか。
その「経験」だと思っています。
今、不安を抱えている経営者の方へ。
大丈夫です。
苦しい時こそ、
本当の経営者の価値が出ます。
そして、
その経験は必ず、
次の誰かを救う力になります。
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