28/07/2026
日本の会計基準をつくっているFASF(財務会計基準機構)は、M&Aで生じる「のれん」の定期償却ルールを維持することを決めました。
これにより、のれんを非償却とする国際会計基準や米国会計基準との違いが続くことになります。日本基準を採用する企業と国際会計基準を採用する企業との比較容易性は担保されない状況が続きますが、個人的にはのれん自体に貸借対照表能力は本質的に無いと思っているので、世界の潮流に迎合せずに正しいと思う決定をしたFASFに拍手を送りたいと思います。
大学では商学部だったので、必修科目に会計学総論とか財務諸表論などがありました。減価償却引当金(当時は、減価償却累計額とは言っていなかった)とか、借方貸方とか、全く会計用語に馴染めず、簿記や会計は大嫌いでした。何の因果かサラリーマンデビューは経理部門だったので、已む無く簿記や会計の勉強をしました。そのうちに、保守主義の原則、継続性の原則等の日本の企業会計原則が好きになりました。固定資産やのれん等は、定期償却して着実に費用化する方が、恣意性が廃除されると考えられ、好きです。時価会計とか減損とかは、業績が必要以上に乱高下する印象があり、未だに馴染めません。